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快樂する仏蘭西映画とか

トラン・アン・ユン『シクロ』

1996年5月31日(金)トラン・アン・ユン『シクロ』1995 CYCLO
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 「青いパパイヤの香り」で一躍名を馳せたトラン・アン・ユンの長編第2作で、今回は現代ヴェトナムの抱える様々な問題を描き出している。“シクロ”と呼ばれる輪タクを女親方から高額で借り受け、その運転手をして生計を立ている青年。ある日、彼はシクロをヤクザたちに盗まれてしまい、女親方の愛人である若いヤクザに匿われる。詩人と呼ばれるそのヤクザは青年の姉に客を取らせて稼いでいたが、そんな姉も詩人に恋心を抱いていた。詩人と共に行動するようになった青年は次第に裏社会に足を踏み入れていき、犯罪行為も重ねるようになってしまう。そしてそれに呼応するかのように、青年とその周囲の人々は徐々に悲劇へと巻き込まれていくのだった……。 〈allcinema〉onlineより

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テーマの著者 Anders Norén