2021.07.17 『U.N.エージェント』 2008 RESOLUTION 819
監督ジャコモ・バティアート 主演ブノワ・マジメル
フランス・ポーランド・イタリア合作のテレビ映画。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争において1995年7月に起きたスレブレニツァの虐殺を題材としている。
1995年7月、国連が保護する「安全地帯」に指定されていたスレブレニツァから、8,000人を超えるムスリム人(ボシュニャク人)が消息を絶った。事態を重く見た旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(ICTY)はフランス人捜査官ジャックを派遣する。捜査を開始したジャックは、ラトコ・ムラディッチ率いるスルプスカ共和国軍による恐るべき戦争犯罪を知る。ジャックはフランス対外治安総局(DGSE)のレルビエと若き法医人類学者クララと共に真相究明に乗り出す。
実話をもとにしているが、主人公であるフランス人捜査官ジャックは複数の人物をモデルにしている。
仏語原題のRésolution 819は、作中において描かれた虐殺の舞台であるスレブレニツァを安全地帯として指定した国際連合安全保障理事会決議819を意味する。ーー 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2022-09-09